福田 裕子(ふくだ ゆうこ)
・まちのナースステーション八千代 統括所長
・聖路加国際大学 看護学部 臨床教授
【他の役職等】
・千葉県看多機連絡協議会 会長
・日本ノーリフト協会 理事
・ELNEC-J(End-of-Life Nursing Education Consortium Japan 看護師に対する緩和ケア教育)
指導者養成プログラム 講師
・CLIC(Care for Life-threatening Illnesses in Childhood 小児科医のための緩和ケアプログラム)
スタッフ
【資格】
・看護師(日本・オーストラリア)
・介護支援専門員
・癒しの環境研究会 笑い療法士2級
【会員】
・日本緩和医療学会 会員
・日本死の臨床研究会 会員
・日本看護管理学会 会員
1985年~1991年
熊本県出身
熊本県立熊本北高校英語科 卒業
独立行政法人国立病院機構 熊本再春荘病院附属看護学校 卒業
1991年~2001年
熊本市立熊本市民病院【小児科・手術室・内科(呼吸器・脳神経・腎臓)】勤務
小児科で子供を看取り、内科病棟で多くの 肺がんや脳梗塞などの成人の患者さんの看取りも経験する。
この経験を通して、「年齢、疾患などに関わらず、死に直面したすべての患者に緩和ケアが必要」と感じ、2001年に、緩和ケアを学ぶため緩和ケア先進国のオーストラリアへ留学する。
2001年~2006年
語学学校を経て、The Flinders University(Bachelor of Nursing:看護学学士)に入学。
卒業時にオーストラリア看護師(Registered Nurse)の資格を取得する。
その後Mary Potter Hospice (緩和ケア病棟)で働きながら、The Flinders University( Master of Nursing:看護学修士)で、緩和ケアや喪失・悲嘆・死別のカウンセリングについて専門的に学び卒業する。
2006年~2007年
大阪府寝屋川市の小松病院緩和ケア病棟ひまわりでオーストラリアでの経験をいかし患者のケアに従事する。
2007年~2009年
人に伝える事、人に教えるという事を学ぶために、神戸市看護大学 基盤看護学の教員として看護師の卵と共に学び・共に励まし・共に笑う。
2009年3月、結婚を機に、千葉へ拠点を移す。
2009年~2011年
千葉県松戸市のあおぞら診療所 新松戸で看護師として勤務する傍ら、聖路加看護大学 看護実践開発研究センター 客員研究員として在宅看護の研究する。
その後、認定看護師課程訪問看護コースの専任教員を勤める。
2011年~現在
千葉県松戸市のあおぞら診療所 新松戸を退職。
20年の看護(臨床・教員)経験から
「癒されていない看護師には利用者は癒されない」
「ケアをする人にもケアが必要である」
との想いから、訪問看護ステーション「まちのナースステーション八千代」を設立する。
また、2015年から 聖路加国際大学 看護学部 臨床教授として、在宅看護の実践・研究・教育をしている。